☆ あけましておめでとうございます ☆
2022年は、海外と日本との間をもっとスムーズに移動できるようになることを願って、
日本で働く(または今後働く予定の)外国の方へ向けたビジネスマナー研修、
インバウンド接遇にかかわる方へ向けた異文化理解研修・接遇英語研修に
より一層、力を注いでまいります!
・外国人が、日本でスムーズに働くために日本のビジネスマナーを学ぶ
・日本人が、仕事で外国の方とスムーズにかかわるために異文化を学ぶ
・インバウンドのお客様にスムーズにサービスを提供するために接遇英語を学ぶ
マナーや異文化理解を考える際、ベースとなるのは、
共通して【人と人とのコミュニケーション】、
同僚同士・クライアント・お客様とのかかわりなど、すべての仕事上の人間関係において
【相互尊重を大切に、みんなが気持ちよく過ごせる環境をつくること】です。
Mannerzelでは、
・to be acceptive 受け入れること
・to be assertive 自信を持つこと
・to be attentive 細やかであること(察すること)
の3つを研修コンセプトとして掲げ、国際的な環境で、
【お互いを尊重するコミュニケーションを通して、スムーズな人間関係を構築し、
自分が働きやすい環境をつくり上げる】というゴールを実現するためのお手伝いをしてまいります。
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“acceptive” は、「受け入れる」という動詞 “accept” の形容詞の形。
「進んで受け入れる」「受容力がある」ことです。
お互いを尊重し、みんなが気持ちよく働く環境をつくるために、いちばん大切なことは、
年齢・バックグラウンド・価値観・文化などの違いを理解して受け入れようとする姿勢。
違いを批判したり、諦めたりするのではなく、【違うこと】をそのまま認めて尊重したうえで、
説得すべきことがあるなら、説得する、
ルールに従ってもらう必要があるなら、
納得できるような理由とともにきちんと説明する、ことが必要です。
“assertive” は、そのまま日本語にすると「断定的な」「自己主張の強い」という意味の形容詞です。
「自己主張が強い」と聞くと、マイナスイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれません。
ただし、これは決して「自分の意見を押し通す」というようなネガティブな意味ではなく、
【相手を尊重しながら、自信を持って、対等に自分の意見を言う】というポジティブな表現です。
近年、日本でも、ダイバーシティ推進の取り組みに伴い、
「アサーティブ・コミュニケーション」研修を取り入れる企業が増えています。
これからの時代、私たちひとりひとりが “assertive” であることがとても重要だと言えます。
“attentive” は、「注意力」という名詞 “attention” の形容詞の形。
「注意深い」「気配りの行き届いた」という意味です。
“attentive” であるとは、状況をしっかりと観察し、相手が求めていることを前もって【察する】、
そしてその相手のニーズに応えるために【細やかに気を配る】ことです。
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この3つのコンセプトをどのように具体的に研修に取り入れていくのかというと、
たとえば、『異文化理解研修』では、
「滴り落ちそうなアイスクリームを食べながら店内に入って商品を触る」というような
外国人のお客様の行動に戸惑ったとしても、
・それは「違う文化や習慣からの行動なのでは?」と、まずは “acceptive” に受け入れる心を持つ
・そして、「しないでほしいこと」は、 “assertive” に言葉で伝える
・また、異なる文化や習慣・宗教に関する最小限のことを知って、
それぞれの文化や宗教上のタブーに “attentive” に配慮をする
つまり、私たちが当たり前だと思っている常識やルールは【世界共通の認識ではない】ことを前提に、
違いを受け入れ、配慮をしながらはっきりと伝えるコミュニケーションを実践的に学んでいきます。
今後ますます広がっていくダイバーシティ社会に適応するために、
ぜひいっしょに【みんなが働きやすい環境をつくる】ことについて、考えていきましょう。
日本で働く外国の皆さま、外国の方と働く日本の皆さまのご参加をお待ちしております!